こんにちは、井内信吾です
先日とあるセミナーに参加しました。都内で行われたセミナーで、まわりには誰も知り合いがいない状況で、少し孤立感を感じながらセミナーを受けていました。
そんな中、講師の先生が最前列に座っていた女性の方を指名され「どこから来ました?」と聞かれました。その女性の方は「群馬からです」と答えました。その時、私は〈自分も群馬からです〉と感じ、その女性の方が少し近い存在に感じました。実際、休憩時間にその女性に「私も群馬からです」と話しかけると「本当ですかあ」と距離が縮まった感覚がありました。
今回は、そんな距離感を縮める方法です。
今回の内容を実践することで、
・利用者さんやクライアントさんとの距離感を短時間で縮めることができます
・面談時に内面の深い部分にアクセスしやすくなります
・医療、福祉従事者とのつながりを深めることもできます。
・他機関や他職種間との連携がスムーズになります
・結果、サービスが向上し、仕事も楽しくなります。
ですので、是非やってみて下さい。
さて、
初対面のクライアントさんや利用者さんと面談や顔を合わす機会が多いと思います。
そんな方にいかに好印象を持ってもらい、信頼関係の形成することが、福祉・医療のサービスを提供する上で重要なことは、ご存知のことでしょう。
では、あなたは相手と信頼関係を築くために、どんなことを心がけていますか?
雑談することですか
相手の正面に立たないことですか
安全な場であることを保証することでしょうか
どれも良い方法だと思いますが、私が実践して効果が高いと感じているのは
【共通点を見つける】
人は自分と共通点がある人に対しては、信頼を置きやすくなります。相手に趣味や仕事、出身地など、共通する点があると〈自分と一緒〉と感じて、安心した感覚になりますよね。
相手に安心した気持ちになってもらえれば、面談もスムーズに進みます。
ここでのポイントは共通する部分です。
もし夏の日に「今日も暑いですねえ」と言うと相手は必ず〈自分と一緒だ〉と感じてくれるでしょうか?
これは確実ではありません。
暑いと言うのは個人の感覚になるので、人によっては暑いと感じない人もいるからです。
天気を共有点として使うなら「雨ですねえ」とか「晴れですね」の方が適切です。
もし事前に相手の情報がわかるのであれば、「私も10月が誕生日なんです」や「僕も大阪出身なんです」など、相手に伝えられる範囲でこちらから共有点を伝えると安心感を得てもらえます。
これは、クライアントさんとの関係だけでなく、他職種間や友人、初めて会う人と距離縮める方法として適していますので、色んな場面で実践してみてください。
より良い人間関係構築の第1歩になりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また今回のブログの感想や、実践した結果などコメントに残していただけると嬉しいです。
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