こんにちは、志福祉ワーカーコーチの井内信吾です。
今回は
【相手と一緒に決めた課題を、相手がドンドン取り組んでいき、あなたも「やってよかった」と、とても満足ができるようになる方法】
についてお伝えします。
クライアントさんや利用者さんと今後の課題や目標を一緒に考えて、「この目標でやっていきましょう」と援助計画や個別支援計画を作りますね。
その一緒に決めた課題や目標に対して、クライアントさんや利用者さんがドンドン取り組むようになり、あなたに「今日は〇〇できました」「今日はこれをやってみました」と報告に来て、あなたが「素晴らしいですね」「よかったですね」と言い、お互いがより良い気持ちになれます。
ですので、是非今回の内容も実践して下さい。
まず、今回は例をあげてお話していきます。
浪費の問題があると考えられる利用者さんがいます。
よくあることとして、このような利用者さんと考える目標としては《無駄遣いをしない》や《ギャンブルをしない》などを設定することが多いです。
ですが、この内容だと無駄遣いやギャンブルをすることを助長することになります。
また、毎日デイサービスに通うことを目標とした方がいるとします。
その方と一緒に考えた目標として《休まずデイサービスに通う》と設定することはどう思いますか?
実は、これもデイサービスを休むことを助長してしまいます。
なぜ、このような文章だと問題を助長してしまうのでしょうか。
それは、問題の状態を想像させてしまうからです。
上記の内容だと、無駄遣いすることやギャンブルをすることを常に想像させてしまうのです。デイサービスを休むことを思い浮かべさせてしまうんです。要は、頭の中に問題をずっと残してしまうことになるからです。
そうすると問題のことをずっと考えてしまうことになり、ストレスがたまり結局問題となっている行為をしてしまうことになります。
こんな実話もあります。
兄がレーサーで本人もレーサーという人がいました。ですが、兄はレース中に事故で亡くなってしまいました。本人は絶対事故をしない、と思うようになりました。
そん中、兄が亡くなったレースに本人も出場することになりました。それから本人はレース本番まで、兄が事故を起こしたカーブの場所について「絶対ここではクラッシュしないぞ」と強く思いながら練習をしていました。
そして本番、どうなったかというと、
兄と同じカーブで事故を起こし、本人も亡くなりました。それも、兄がぶつかった場所とは数ミリしかズレていない壁にぶつかり、命を落としました。
ですので、《ギャンブルはダメだ》と考えているとギャンブルのことはドンドンと頭に浮かぶのに、それが出来ないストレスがドンドン溜まり、結局ストレス発散のためにギャンブルをする、ということになります。
《休んだらダメ》と考えれば考えるほど休むことへのプレッシャーからストレスが溜まり、ストレスに疲れてデイサービスを休んでしまう、という結果になってしまいます。
では、どうすればいいのかと言うと
【肯定的な文章で目標設定する】
前向きな文章で目標設定することです。否定的な言葉や動詞は使わないことです。
上記の例文のケースで言えば、《1日2000円でやりくりする》とか《1週間10000円で生活する》という感じです。また詳しく話を聞いて、無駄遣いする理由が時間を持て余していることであれば、時間を有効活用できる目標を設定する。他にも、ストレスを解消するためにギャンブルをしていたのなら、別の有効的なストレス解消を設定することもいいですね。
公衆トイレや駅のトイレでよく見かける《トイレをキレイに使ってくれてありがとう》というのも、この原理を使っています。
以前は《汚さないで下さい》《汚く使わないで下さい》などの表記が主流でしたよね。
汚いことを頭に浮かべさせ、否定的な内容です。これだと《汚く使え》と言っているようなものですね。
逆に《キレイに使ってくれてありがとう》は、キレイに使ったことになってますしお礼も言われてますから、キレイに使うしかなくなりますよね。
ですので、目標設定するときも肯定的で前向きな言葉を使って設定して下さい。
なんだったらトイレの話のように現在完了形にしてみてもいいですね。
《毎日楽しくデイサービスに通う》から【毎日楽しくデイサービスに通っている】と、現在もそのような状態にあるかのように設定してしまうことです。
このようなに目標を設定することで、相手が自分の課題に対してドンドン取り組むようになります。それを見ているあなたは「やってよかった」と達成感溢れる気持ちで相手を見守れるようになります。
っというかなっています。
ですから、是非やってみて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また今回のブログの感想や、質問、取り上げてもらいたい事柄などありましたらコメントに残していただけると嬉しいです。
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