こんにちは、志福祉ワーカーコーチの井内信吾です。
あなたがクライアントさんや、サービスを利用しようと考えている人と最初に顔をあわせる時に、相手はどのような表情をしていますか?
緊張して硬い表情をしていたり、下を向いて表情を変えずにいたり、またはムスッとした表情をしていることもあるかもしれません。
もし、そんな方と数分で信頼関係を作り、表情が和らいだり笑顔を相手が見せてくれるようになったらどうでしょうか?
今日は、そんな相手との信頼関係を短時間でつくる方法です。
それが
【相手との共通点を見つけ、共有すること】
私にはこんな経験がありました。
私が精神科病院に勤めて4年目の頃、急性期病棟に相談員として配属になりました。その病棟は、毎日のように入退院があり、特に日中は病棟全体が落ち着かない状況でした。相談員は個別担当制でしたので、毎日新しい患者さんが入院するたびに相談員がインテーク面談をしていました。
ドタバタな病棟でしたので、インテーク面談ではゆっくり時間をとって面談する余裕がありませんでした。面談内で信頼関係構築の時間を十分とれずにいたので、患者さんや家族の方から現状に至った経緯やこれまでの想いを十分話してもらうことができず、事務的な面談で終わってしまうことがほとんどでした。「何のための面談だったんだろう」と振り返ることがよくありました。
そんな時に「共通点をシャアしてみたらいいよ」と同じ職能団体の先輩からアドバイスをもらい、早速実践してみました。
やり方としては、
◯事前の情報から、誕生月や出身地などの共通点を見つけ、面談時に伝える
「私も10月生まれなんです」「僕も大阪出身なんですよ」など
◯面談時にも相手の話の中から共通点を見つけ、共通することを伝える
「今日は雨ですね」「私にも妹がいるんです」「僕も学生の頃、野球やってましたよ」
やってみると、最初は硬い表情をしていた患者さんも、いくつか共通点を伝えることで、表情が和らぐのを感じました。
最初に共通点を伝えて〈同じなんだ〉という感覚をお互い持つことで、安心してもらい面談をスムーズに進め、尚且つインテークやアセスメントとしての面談を行うことができるようになりました。
では、なぜ共通点を共有することで、短時間で信頼関係が構築できるのか。
共通点を見つけて相手に伝えると、相手は「自分と一緒だ」と共感を感じます。人間には、自分に似た人・同じ人に安心感を覚えるという脳内のプログラムがあります。
その共鳴現象を活用することで、短時間で信頼関係を築くことが出来ます。
今あなたが繋がっている人達には、何か共通するものがあるから繋がっているんじゃありませんか?
趣味、仕事、家庭環境、母校、など
クライアントさんとの共通点を見つけ、信頼関係を築き、より良いサービスに繋げて下さいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また今回のブログの感想や、実践した結果などコメントに残していただけると嬉しいです。
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