こんにちは、井内信吾です。
あなたは健康になりたいですか?
そう聞かれて「いいえ」と答える人はほとんどいないと思います。
では、
健康になってどうしたいですか?
こう聞くと言葉に詰まる方がいるのではないでしょうか?
今日はそんな内容の話です。
先日、障がい福祉サービスの利用者さんから硬い表情で聞かれました。
「なんで(主治医は)治療進めてくれないんですかね」と。その方は、ある身体の病気を抱えている方で、その治療が進んでいかないことに疑問を感じていました。事実、治療はスムーズには進んでいない状況で、血液の状態が改善していないため次のステップにいけないことが、その理由でした。そして、主治医に対しても不信感を抱いている印象でした。
そこで私は、
「身体の病気を治して、どうしたいんですか?」と聞きました。
そうすると考えこみながら
「幸せになりたいです」と答えました。
そして私は、
「今は幸せじゃないんですか」と聞いたら
「今も幸せです、もっと幸せになりたいです」と話してくれました。
そうすると、利用者さんの表情がスッキリして、笑顔で帰って行きました。
障害福祉サービスや介護保険サービスなどを利用するクライアントさんや利用者さんの中には、定期的に通院している方が多いと思います。また、デイケアやデイサービス、就労支援事業所などのリハビリに通っている方もいると思います。
障がい福祉サービスを提供する人にとって、利用者さんに障がいを克服してもらうことが大きな目的の一つになります。医療を提供する人にとったら病気を回復させることがゴールですよね。リハビリを提供する方であれば身体の機能を元の状態に戻すことでしょうか。
では、福祉サービスや医療を受ける人、リハビリを受ける人にとってのゴールはなんでしょうか?
障がいを克服することでしょうか?病気を治すことでしょうか?身体の状態を元に戻すことでしょうか?
それは、
障がいを克服してどうするのか‼︎
病気を治してどうするのか‼︎
身体を元の状態に戻してどうするのか‼︎
ここですよね。
先ほどの方でいうと、もっと幸せになることですね。
さらに、障がいを抱えた経験、病気になった経験、身体が不自由になった経験を統合して(踏まえて)
どういう人生をおくりたいのか‼︎
ここが利用者さんや患者さんの本当のゴールです。
やはり、長く治療を受けていたり、リハビリなどがスムーズにいかないと気が滅入って、本来の目的が見えなくなったりします。そして、治療法やリハビリ内容などに疑問を持ち、ドンドンとマイナスな思考になっていってしまいます。
そんな状態の方へ聞いてもらいたいことが
【回復して、どうしたいのか?】
悪く言うつもりはないのですが、治療やリハビリ、そして福祉サービスも全て手段です。いくら手段の質を上げたり、より良いものを方法を選んでも目的がはっきりしないと意味をなしません。
利用者さん、患者さんが明確なゴール(目的)を持っていなかったり、見えてないと手段は意味をなさないと言うことです。
ですので、常にゴールの部分に戻る質問をすることが福祉や医療を提供する方の志事ですね。
是非、実践してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
また今回のブログの感想や、実践した結果などコメントに残していただけると嬉しいです。
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